テキストや画像を複数のご担当者さまで準備されることも多くあると思いますが、社内・学校内のみの確認では誤字や脱字などの見落としが発生することもあります。
会社や学校の顔である印刷物に誤植があることは、避けたいところです。
For Abilityではだいたいのデザインが出来上がった早い段階で、細かいチェックを行います。
限られた時間内で正確にこなせる注意力と集中力、責任感のある校正者が確認をすることで、その後の差し替えや大幅な修正のない原稿をめざします。
また、校正すべき箇所が正確に訂正されているか、訂正洩れや見落としがないかを複数人で確認し、クロスチェックを心掛けています。
※校正のどの過程においてもお客様にもご確認いただいています。
まず素読み(文章の流れ・てにをは・使用用語が適切かを読んで確認すること)をして文字内容を確認します。
あわせて読者の視点でレイアウトイメージも確認(デザインチェック)します。
・構成や流れが意図した形になっているか
・誤字、脱字、送り仮名
・人名や地名などの事実確認
・写真などの大きさやトリミング
デザイン初校直し原稿をお客様に見ていただき、2回目の校正に入ります。
文字校正において、もっとも時間をかけて念入りに確認を行います。
訂正箇所が校正されているかの確認だけではなく、再度の素読みも二人以上でチェックします。
・誤字、脱字、送り仮名
・フォントの種類、大きさ
・指摘した事項の漏れがないかの確認
・校正紙に書かれた修正指示が正しいかの確認
※ページ数の多いものはチェックを重ねて完成度を高めていきますが、校正は一般的に三校程度までです。
修正箇所がなくなり、完全な状態になれば校了となります。
ここまでで校正の作業は終わりです。